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グレナツ(FT)・グラ刹(00)大好きな管理人の日常だったり愚痴だったり・・・ 時々サイトで更新する前のssとかうpしています。
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ついに書いてしまった…w
実際はまだ続きを書いている状態だから、進行形なんですけど;;
何かと忙しい時期に自分は何やってんだ、って話なんですけど、欲望は抑えられないのでまぁ良いかって感じですね。
もちろんグレナツ~♪
と言いたいところですが、まだ前段階です。
きっと、自分が書いていく中でグレナツになるのはずいぶん後かと…。
い、今はグレ+ナツって感じです!!

ってか、まずグレイの設定上ナツが嫌いなものになっている以上自分としては無視できないというか、むしろそこら辺を突っつきたいというか…ww
あ、でもまだ突っついてませんよ…;;
今回は真面目に前段階の前段階で、更にきっとこれは話を作る上で全くと言っていいほど関係ないというか不必要というか、只自分が書きたかっただけというか…感じなのですが;;
ま、何事も自己マンって必要だよね!!←最早言い訳;;
言い忘れてましたが、女体化嫌いな方は見ない方がよろしいですね…;;

「あーーーー!!」
早朝にも関わらず賑やかなギルド内でひときわ大きな奇声が響く。
元凶が元凶なだけにギルドにいる者たちはいつものことだと、すぐに賑やかさは復活する。
「どうしたの?ナツ。」
大抵は 共にいるハッピーが不思議そうに尋ねる。
「い、いや…なんでもない! ほ、ほら魚来たぞ!!」
あからさまにナツの態度はおかしいのだが、魚が運ばれてきたことによってはっぴーの関心はナツから魚へと移動する。

魚を運んで来たミラが気にして声をかけようとするや否や奥の方からオーダーを頼む声があがったため、結局声をかける事なく奥へと向かう。
その後、ナツはしばらく俯いていたが近くで魚を頬張るハッピーに気づかれないようにしてその場を離れる。
そして何を思ったのかいつもそこら辺に脱ぎ捨ててあるグレイのシャツを掴むと急ぎ足で裏口から出て行った。

「何やってんだ、あいつ・・・」
ちょうど、グレイは自分のシャツを持つナツが裏口から出て行く瞬間を目撃し自分のシャツを取り返すべくナツを追いかける。

「おい、何してんだよ。それ俺の服なんだけど…。」
裏口を出ると何故かナツはグレイの服を着ようとしていて、ほとんど服を着ていないグレイならともかく防寒や露出といった面では役に立たないであろうが一応なりとも服を着ているナツがグレイの服を奪って着ようとしているのは、なんだか滑稽のようにも思える。
そして、背後から声をかけられたナツは驚き大きく方を跳ね上がらせた。
「・・・・ひ、人違いじゃないか…。」
挙動不審ともとれる声色にグレイは疑問を感じたが、桜色の髪に鱗柄のマフラーなんという背後はギルドだけでなくこの町の中でも一人しかいないわけで、人違いと言うには到底無理がある。
「人違いなわけないだろうが・・・。俺の服だろ。返せよ!」
とグレイは今はナツが着ている服の襟をつかむと無理やりこちらを向かす。
「おい、ちょっと待てって!!引っ張んな!!」
グレイの方を向かせたのは、確かにナツそのものだがいつもとは違っていた。
焦って未だボタンが止められなかったシャツからは、胸に僅かにふくらみがあるうえ普段なら筋肉質とも言えるナツの体に確かに筋肉は付いているが、そこに男らしさは感じられうっすらと感じられる程度になっていた。
「お、女!?…お前ナツだよな…?」 
ナツ以外考えられないのだが、あまりの違いにグレイは思わず素っ頓狂な声をあげる。
「そう、だけど…。だから言っただろ待てって…」
「なんで…」
普段ならナツのことは大して興味を持つこともないのだが、ここまで変わっているといくら嫌いな相手でも聞き返さざる負えなかった。
「さぁな。俺も知らねぇよ…。さっきクエストからハッピーと帰ってきたら、こうなってたんだ…。
俺が家帰るまで、服貸してくんね?帰ったら返すから!
それからこのことハッピーには言わないでくれないか。ついでに俺がギルドに顔出すまでルーシーのとこにでも泊まれって言っといてくれ!」
「…まぁ、いいけど。」
あまりにも懇願してくるナツにグレイも思わず承諾する。
それに別に言伝てくらいはかわまないし、クエストへ行く以外はたいてい半裸であるグレイにとって別にシャツ一枚なくても支障はない。
「にしても、家に戻ったところでなんか戻る方法はあんのかよ。」
「ないけど?まぁ、そのうち戻るんじゃね?戻らなかったらその時考えるさ。それより伝言よろしくな!!」
一通り要件を言い終わるとナツは一目散に家の方向へ駈け出していった。



ナツの体が1日で元に戻りはしないだろうとは思っていたが、ギルドへ顔を出さない日が3日、4日と続くうちにいつもナツと行動を共にしているハッピーは黙ってはいない。
もう4日目になる今、ナツからの伝言を伝えたグレイは朝からずっとハッピーに質問攻めにされていた。
「あーーっ!!もう!うっせーなっっ!!朝から何度同じこと言えば気が済むんだ。お前は…」 
同じことを何度も聞かれ、はじめの方は仕方なく流していたが口を止めることを知らないのか休むことなく同じようなことを聞きながら何時間も付きまとわれているのには我慢の限界だ。
「だって~。グレイはナツから直接聞いたんでしょ?だから絶対何か知ってると思うんだ。」
「じゃあ、ナツの家行ってこればいいじゃねーか。」
ギルドへ顔を出さないということは未だ元に戻れずにいるのだろうが、今の質問攻めの数時間をいい加減終わらせたかったグレイにとって、もはやナツのことはどうでもよくなっていた。
「なんだ~。ナツ、家にいるの!?」
ナツが家にいることを想定していなかったハッピーは目を輝かせた。
「あぁ、多分いると思うぜ。」〔まぁ、ばれたくはないんだろうけど…〕
「グレイも一緒にいこ!」
そういうとハッピーは尻尾でグレイの手をつかみギルドから引っ張ってゆく。
引っ張られる間、何故自分も一緒に行かなければならないのかとハッピーに問うが、グレイがナツが引き籠っている理由を知っていそうだからと返され、図星であるのと多少の罪悪感からそれ以上の抵抗はできず、渋々ナツの家へ向かうこととなった。
 

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