グレナツ(FT)・グラ刹(00)大好きな管理人の日常だったり愚痴だったり・・・
時々サイトで更新する前のssとかうpしています。
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本気で遅れましたが途中まで書いていたということで、ようやくうpです。
なんとも、これで良いのかグラ刹!
的な感じなんですが、まぁ・・・・・
なんとも、私に文才がないあまりにグラハムがあんまりしゃべってない上最後なんだあれは!!?!
って感じなので読むことをお勧めできませんが・・・;;
う~ん。
甘いのか、苦いのかわけわかめなのですが、自分の中では甘いってことにしておきます。
グラ刹は文よりマンガとかの方が表現しやすいと思うんですね。
確かに心情とか表わしやすいけど、表情で描いた方が明らか楽だなと…
痛切に感じました;;
これからはちょっと前からちまちま絵とかマンガとかにしようかな・・・
明らか失敗過ぎて痛いです。
といっても画力もないのであれなのですが・・・;;
なんだかんだ、プトレマイオスの修繕や新型機体の調整などで2年経とうとしているときだった。
しばらくは地上にも帰れなくなるからと、スメラギやミレイナの要望から地上へ戻ってきていた。
たった1週間ほどの期間ではあるが、それぞれ故郷や行きたい国へ行って久しぶりの地面を踏みしめていた。
そして、それは刹那も。
何があるわけではないが、故郷に戻るという選択肢もはじめはあった。
けれど、刹那の足は不思議とそちらへは向かわず東京へ来ていた。
景色が以前より変わっている気がしたが、それほど記憶していないためそれを判別することは刹那にはできない。
しかし、しばらく歩いていると以前潜入した際に使っていたマンションはそのままであるらしく、執着こそないものの思わず懐かしさがこみ上げる。
(どうしているだろうか…)
その懐かしさに便乗してか、綺麗な金髪の男のことまで思い出す。
マンションの前でいつまでも立ち止まっているわけにはいかないので、目的地はないが再び歩き出す。
今からおよそ2年前に会った…というより戦った男は今どこで何をしているのか、刹那はする術はない。
それに、知っていたところで連絡をとるのかと言えばおそらく自分の性格上しないことは明確だ。
だが、あの時死にたがっていた男は生きているだろうか。
その考えが刹那を支配する。
あの男に本当に自分の願いは届いたのかと。
そういえば、あの男に『武士道』という精神を植え付けたのもこの日本だったか。などと考えを巡らせていると、いきなり腕をつかまれる。
思わず殺意を露わに振り返ると
「やはり、君とは運命を感じずにはいられないな。」
今までずっと思考を支配していた元凶がそこにいて、驚きのあまり刹那は硬直する。
「…グラハ、ム…」
「少年!!久しぶりだ!」
刹那がようやく一言、絞り出した頃グラハムは以前と変わらぬ勢いで公衆の面前であることを気にすることなく刹那を抱きしめる。
あの時死ぬことを望んでいたグラハムが今こうして現れたことに安心していたが、ふと周囲の雑音が聞こえ、刹那はグラハムの体を押し返す。
「っ離せ!ここをどこだと思っている!!」
当然と言えば当然なのかグラハムは自分たちのいる状況に対し、軽い反応しか見せず刹那の手を取り歩き出す。
「おい、どこへ行くんだ?」
手をひかれながら刹那が聞くと
「しばらく有休消費のため休暇をとらされたので、ホテルが用意されている。そこへ行こう。」
断言したからには、どんなことがあっても実行に移すということは否でもわかっているので大した抵抗を見せることなく刹那はグラハムについてゆく。
着くと、そこはホテルというより最早マンションなのではないかと疑いたくなるほどの部屋数と広さがあった。
「ここで、生活しているのか…」
刹那は少々呆れながら聞けばあっさりとした答えしか返ってこない。
「そんなことより、刹那に渡すものがあるんだ。」
そういうと、どこか部屋に入っていって行く。
大して時間もかかることなく、部屋から出てきたがグラハムはいくつかのラッピングの施された箱を抱えて現れた。
「ハッピーバレンタイン。刹那!」
そういうと、すべて刹那の前に差し出す。
「は?」
「いつだったか、刹那もくれただろう?チョコレートだ!
私はいつも刹那からいろんなものをもらった。だから今度は私がと思ってね、毎年買っておいたんだ。」
ずいと差し出されたので思わず刹那は受け取る。
「今年以外のものは食べないほうがいい。あくまで私の気持ちというやつだ。」
刹那はグラハムの言葉に思わず顔に血が上るのを感じ、グラハムには顔を見られまいと踵を返すがそれを分かってか優しく後ろから抱き締められる。
言葉には出すことは無いだろう。
でも、数年間刹那がグラハムを思っていたと同様、グラハムも刹那を思っていたことを知り、刹那の口はは無意識に緩やかな弧を描いていた。
しばらくは地上にも帰れなくなるからと、スメラギやミレイナの要望から地上へ戻ってきていた。
たった1週間ほどの期間ではあるが、それぞれ故郷や行きたい国へ行って久しぶりの地面を踏みしめていた。
そして、それは刹那も。
何があるわけではないが、故郷に戻るという選択肢もはじめはあった。
けれど、刹那の足は不思議とそちらへは向かわず東京へ来ていた。
景色が以前より変わっている気がしたが、それほど記憶していないためそれを判別することは刹那にはできない。
しかし、しばらく歩いていると以前潜入した際に使っていたマンションはそのままであるらしく、執着こそないものの思わず懐かしさがこみ上げる。
(どうしているだろうか…)
その懐かしさに便乗してか、綺麗な金髪の男のことまで思い出す。
マンションの前でいつまでも立ち止まっているわけにはいかないので、目的地はないが再び歩き出す。
今からおよそ2年前に会った…というより戦った男は今どこで何をしているのか、刹那はする術はない。
それに、知っていたところで連絡をとるのかと言えばおそらく自分の性格上しないことは明確だ。
だが、あの時死にたがっていた男は生きているだろうか。
その考えが刹那を支配する。
あの男に本当に自分の願いは届いたのかと。
そういえば、あの男に『武士道』という精神を植え付けたのもこの日本だったか。などと考えを巡らせていると、いきなり腕をつかまれる。
思わず殺意を露わに振り返ると
「やはり、君とは運命を感じずにはいられないな。」
今までずっと思考を支配していた元凶がそこにいて、驚きのあまり刹那は硬直する。
「…グラハ、ム…」
「少年!!久しぶりだ!」
刹那がようやく一言、絞り出した頃グラハムは以前と変わらぬ勢いで公衆の面前であることを気にすることなく刹那を抱きしめる。
あの時死ぬことを望んでいたグラハムが今こうして現れたことに安心していたが、ふと周囲の雑音が聞こえ、刹那はグラハムの体を押し返す。
「っ離せ!ここをどこだと思っている!!」
当然と言えば当然なのかグラハムは自分たちのいる状況に対し、軽い反応しか見せず刹那の手を取り歩き出す。
「おい、どこへ行くんだ?」
手をひかれながら刹那が聞くと
「しばらく有休消費のため休暇をとらされたので、ホテルが用意されている。そこへ行こう。」
断言したからには、どんなことがあっても実行に移すということは否でもわかっているので大した抵抗を見せることなく刹那はグラハムについてゆく。
着くと、そこはホテルというより最早マンションなのではないかと疑いたくなるほどの部屋数と広さがあった。
「ここで、生活しているのか…」
刹那は少々呆れながら聞けばあっさりとした答えしか返ってこない。
「そんなことより、刹那に渡すものがあるんだ。」
そういうと、どこか部屋に入っていって行く。
大して時間もかかることなく、部屋から出てきたがグラハムはいくつかのラッピングの施された箱を抱えて現れた。
「ハッピーバレンタイン。刹那!」
そういうと、すべて刹那の前に差し出す。
「は?」
「いつだったか、刹那もくれただろう?チョコレートだ!
私はいつも刹那からいろんなものをもらった。だから今度は私がと思ってね、毎年買っておいたんだ。」
ずいと差し出されたので思わず刹那は受け取る。
「今年以外のものは食べないほうがいい。あくまで私の気持ちというやつだ。」
刹那はグラハムの言葉に思わず顔に血が上るのを感じ、グラハムには顔を見られまいと踵を返すがそれを分かってか優しく後ろから抱き締められる。
言葉には出すことは無いだろう。
でも、数年間刹那がグラハムを思っていたと同様、グラハムも刹那を思っていたことを知り、刹那の口はは無意識に緩やかな弧を描いていた。
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